探偵の「ストーカーやらせ問題」について。 - 続「職業、探偵」調査企画CISCOのPUNKライフダイアリー

ネットでは局や制作会社も加わり「やらせ」と炎上しているけれど、まずこの手のテレビ番組、局や制作会社からの「やらせ指示」は断じて無いでしょう。

過去の経験より「取材への流れ」はこうです。

制作会社から探偵事務所に「ストーカー」に関する「被害案件」の問い合わせがあります。

どのような取材でも「相談・依頼者へ取材交渉」を行うのは「探偵側の役目」となりますが、大抵の相談者・依頼者さんは（取材を）辞退します。

勿論、制作会社も取材には「依頼者」へプライバシーの確たる保護、事件内容によっては弁護士の手配なども事前に行い、取材への「条件」を提案していただきます。

しかしまだこの段階では制作会社へ探偵側が「相談内容・依頼事案」を伝えることはありません。

再度「相談・依頼者」さんに「取材条件を提案」し「取材可能か否か」の意思確認をしたうえで、制作会社へ「相談案件」を提案。

制作会社側が相談内容・被害経緯を精査し、取材撮影となります。

放送については局は制作会社の「取材内容」を確認し、問題がなければ放送となります。

おおまかな流れですが、取材に関する「被害状況や依頼内容」などの、すべては「探偵側」に委ねられています。

局は制作会社側は「取材対象」を信用したうえで取材するので「初期段階」で見抜くことは、難しいでしょう。

結果、番組は成立したようなので不幸中の幸いと言い切るしかなく、探偵業者も一瞬のテレビ出演を夢見たいが故に、一生叩かれてしまうかもしれませんが、悔い改めて頑張って欲しいものです。

t.yamashita

探偵｜興信所：調査企画CISCO(シスコ)

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